学園長ブログ
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拙著「100字日記・・・」は中国語でも出版されています!
2013.04.29
拙著「100字日記で勉強の好きな子に育てる」は、したことでなく見た事を書けば、いくらでも書くことはあるし、それぞれが違った作文が書けるというメソッドです。
した事は言葉で記憶していますが、見た事は映像として脳に残っているので、映像を思いだし、その映像を言葉にすると、その時の様子や書き手の気持ちまでも伝わるというものです。
例えば、「ゴールデンウィーク中に潮干狩りに行きました。いっぱい貝がとれました。楽しかったです」という文章が
その時何が見えたの?と聞いていくと
「私はゴールデンウィーク中に私の家族と車で潮干狩りに行きました。行く時にまわりに木がたくさん見えました。
着いたところには木がたくさん生えていました。車から出て歩いて海の方に行きました。遠くから海をみたら青くてきれいでした。砂浜に荷物をおいてはだしになって海の方に行きました。近くで見た海の水はとうめいでした。砂をクマデでほると、消しゴムくらいの小さな貝が出てきました。いっぱい貝がとれました」
となります。読んでいて楽しいですよね。
自然の中での体験は、表現の宝庫です。ぜひゴールデンウィーク中のことを「見た事作文」にしてみませんか。
「100字日記・・・」は中国語に訳されて台湾でも出版されています。