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学園長ブログ

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子どもを信じる

2011.12.14

子どもの言ったことはすべて信じることが大切だと思っている方がいらっしゃる。子どもたちは大人に様々な言葉を投げかけ、大人がどう反応するかを試している。その反応を見て自分の行動を決めていく。おとなが何でも言ったことを信じるのだと思えば、都合の良いことを言って、ごまかす術を身につけてしまう。一度子どもがこれを身につけてしまうと、親は子どもの本当の姿を知ることができなくなる。子どもはいつもごまかしながらの人生を送るようになる。
子どもが何でも言える環境をつくること。子どもの抱えたトラブルを受け止め、子どもと一緒に解決への道を探ること。お父さんもお母さんも必ず一緒にいることを知らせることが大切なのだ。
子どもの言葉を簡単に信じるのではなく、きちんと見極め、ごまかしや嘘は通用しないことを知らせることも、優しさなのだと思う。