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学園長ブログ

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良いコミュニケーションのために!

2011.08.20

美術家の横尾忠則氏が、インタビューに答えて「対立概念を卒業しよう!」と言っていた。私もその通りだと思う。LCAの教育の中でもどちらが正しいかではなく、コミュニケーションをとって、どちらも納得できることが大切だと伝えている。 喧嘩があってもどちらが正しくどちらが悪いのかではなく、お互いの気持ちを伝えあい、解決方法を考えるように導いている。
そういう意味でディベートはあまり好きではなかった。ディベートが相手が何と言おうと、ある決まった立場からだけ意見を言い通すだけに終わる可能性があるからだった。ところがある時LCAでディベートをしてみたら児童たちは私の思いを遥かに超えて、勝ち負けにこだわらず、ディベートを通して物事を両面から見ることができるようになり、その先に自分の意見は意見として持てるまでに成長していた。
これからの教育では、対立概念的な考え方を卒業し、コミュニケーションを通して先に進める人材を育てていきたいものである。