学園長ブログ
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世界を動かす国際教養
2020.10.26
LCA国際学園に通う限り絶対に読んで頂きたい本です。
著者はLCA国際学園顧問の小林朋子先生。
この本を読むと日本人がいかに他の国の人々と違うかが良く分かります。良い悪いではなく、国際社会に出て行くには国際社会の常識を知っておく必要があります。
ギリシャやローマの歴史や文化、またキリスト教のことを知ることが、国際社会ではとても大切だということが分かります。
「イスカンダル」と聞いて宇宙戦艦ヤマトを思い出すのは日本人だけ、国際社会ではアレキサンドロス大王を思い浮かべる。同じように「ラテン」と聞いてリオのカーニバルを思い浮かべるのも日本人、国際社会はローマを思う。そのような身近な切り口で、目から鱗の事にたくさん出合えます。
天正の遣欧使節団がキリスト教の教義、テーブルマナーや立ち振る舞い、ラテン語、ルネサンスダンスまでを身に付けて行ったので、13〜14歳の年端もいかない青年たちでもとても評価が高かったと言います。
私たちも少し国際社会の常識を身に付けることで、国際社会での評価が変わるかもしれません。
また、この本を読むとLCA国際小学校でなぜこのような教育をするのかが、より分かると思います。
LCA国際小学校の正面玄関になぜアレキサンドロス大王の壁画があるのかもお分かりいただけると思います。