学園長ブログ
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「気分の良い人」
2020.07.21
「気分の良い人」
当社の経営コンサルを頼んでいるダンコンサルティング株式会社の代表、塩見哲さんが、今の新型コロナで困窮している社会に役に立つのではないかと考えて、20年以上前に書いた文章をまとめて出版されました。
経営コンサルなので、会社経営かくあるべきという経営論かとおもったら、「気分のよい会社をつくる経営者の条件」という小見出しがありました。
今回はそのことを書きます。
LCA国際学園は子どもたちが幸せに生きるために必要なことを身に付け、日々幸せに生きることを目標として掲げています。だったら教師もスタッフも皆、気分良く幸せに仕事ができていなければなりませんね。
読み進めていくと納得できることでしたので共有します。
塩見さんは社会に役に立つ、社会にどうしても必要な会社、無くなってはいけない会社のコンサルをしている方です。その塩見さんが出会う社長は気分の良い人が多いのだそうです。
会っていて気分の良い人が作る会社なら気分の良い社風に違いないと思い、どんな人が気分の良い人(社長)なのか、一ヶ月ほどかけて質問してみたそうです。
少し多いですが敢えて全て書きます。
- 1.裏表がなくスッキリしている
- 2.何を考えているかが分かりやすい
- 3.当たり前のことを当たり前にこなしている
- 4.感性と勘性が鋭い
- 5.自分だけでなく常に広い意味で社会を意識している
- 6.言っていることとやっていることに差がない
- 7.分かりやすい言葉で話している
- 8.言っていることに納得できる
- 9.自然の流れを大切にして生きている
- 10.見た目の動きがスマートである
- 11.開放的でスキが多い
- 12.自分を客観視できる
- 13.決して無理はしないがある分野のレベルが高い
- 14.素直だが自分力がある
- 15.努力は黙っている
- 16.陰でコソコソしない
- 17.主張はしっかりする
- 18.独特の個性があるが態度は自然体である
- 19.ビジョンやポリシーがはっきりしている
- 20.精神的にタフである
- 21.常に相手の立場を自然に理解している
- 22.理想に向かってチャレンジしている
- 23.人生を楽しんでいる
- 24.良い意味のプラス発想である
- 25.模倣より創造型である
- 26.人道的なスタンスを持っている
- 27.好き嫌いがない
- 28.フロンティア精神がある
- 29.想像力が豊か
- 30.成果を明確にしている
- 31.比較的質素である
- 32.誠実さがあふれている
- 33.自分の価値を冷静に理解している
- 34.誰とでもオープンな態度で接する
- 35.難しいことを簡単にする
- 36.生きていることに感謝している
- 37.ジメジメ・ウジウジしていない
- 38.自分の哲学を持っている
- 39.サービス精神がある
- 40.さりげない一生懸命さがある
- 41.人まねをしない
- 42.常に群れることはしない
- 43.スピード感がある
- 44.生き方に主張がある
- 45.正しいことを正しいと言える
- 46.自分の頭で考えて動ける
- 47.体験の重みがある
- 48.素朴さがある
- 49.物事に動じない
- 50.心配り、気遣いが当たり前のようにできる
- 51.なんとなく愛嬌がある
- 52.有り難さを感じられる
- 53.優しさに満ちている
- 54.自信を持っている
- 55.野太さがある
- 56.「個」が明確である
- 57.自分を知っている
- 58.邪心がない
- 59.子どもっぽい無邪気さがある
- 60.他人の目を意識しない発言と行動が備わっている
- 61.環境に優しい
- 62.無理していない
- 63.表情が豊かである
- 64.本質的に陽気である
- 65.安心感がある
- 66.落ち着いている
- 67.話しやすい
- 68.会っていて楽しい
どうですか?
会社を「気分良く働ける」という観点から見ることは初めてでしたが、なるほどと思えますね。
以前、脳科学者で「上手くいく人」の研究もしている西剛志先生のレクチャーを受けた時、「なりたいものに相応しい自分になる」ということを聞きました。
中小企業は社長の人間性がそのまま会社の社風になる傾向があります。社長はどんな会社にしたいのかを考え、その会社に相応しい人間になるように人間的に成長しなければなりませんね。