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学園長ブログ

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うまくいかないのは、〇〇だからだ。

2018.03.08

今回は、私が経験したお話をします。LCAができたばかりの頃に小学校はまだありませんでしたが、今から17年くらい前の2000年にプリスクールがはじまりました。

その2年後、みんなが通っていた教室の引越をしなきゃいけなくなりました。今まで借りていた教室は、大家さんの都合で「もう貸せません、引越してください」と言われてしまったからです。スクールでは何十人もお友だちが通っていたので、そのお友だちが通いやすい地域を探さなくてはいけません。

不動産屋さんから「ここがいいんじゃないですか」と紹介されて見に行き「ここでどうにかなるかな」と話を進めると、不動産から「ダメでした」の答え…そんなことが何回も何回も続きました。

「新しい教室はもう見つからないかもしれない、どうしよう。何十人ものお友だちが通えなくなる」そう心配していた時に、知り合いに相談してみました。

すると、知り合いの不動産屋さん「LCAに通っていた子どものお母さんが土地を持っている広い土地がありますよ」と紹介してくれたのです。広い芝生の広い土地、「ここで勉強ができたらいいなあ!」と気に入って話を進めてみると、今度はOKがでたのです。

いくつも物件を探しに行って、やっと新しい教室が決まった時に「最初に見に行ったところが決まらないでよかった。最後に見つかったものが一番良かった」と実感しました。また、現在の校舎を見つけた時も同じことが起こりました。

それまでなかなか決まらなかった、でも最後にとてもよい場所に巡り会えた。だからすぐに決まらなくてよかったのです。この経験から、ダメなときはその後にもっといいことが待っていると思えるようになりました。

平昌オリンピックで、羽生選手が金メダルを取りました。羽生選手もオリンピック前には、大きな怪我をしたりして、なかなか調子が出ない時期がありました。羽生選手が怪我をした後に金メダルを獲ったように、困難を乗り越えることで自分自身が成長し、もっといいことがあるのです。

だから、うまくいかないことがあっても、イライラして落ち込む必要はなく「うまくいかないのは、もっと先にいいことが待ってるからだ」と考えればよいのです。

そうすると、今のことに不満や不平を持たずに成長していけるのです。

 

2018.1.30&3.9  アセンブリーより