学園長ブログ
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夢を叶えるために、口に出さない方がいい言葉とは?
今日は夢を叶えるためのお話をします。
その前に、私はこれまで「言葉は大事なものだ」ということをお話しました。たとえば「あの人はイジワルだ」というと、自分がイジワルになってしまいます。「○○さんは、ケチだ」といったとたん、自分がケチになるものです。
つまり、自分が発した言葉の通りになってしまうので、言葉には気をつけましょう!ということをお伝えしました。今日は、その言葉の力をふまえて「この言葉を言うと、夢が叶わなくなるよ」という危険な言葉を4つ紹介します。
まず1つ目は「できない」です。
みなさんが、何か新しいことに挑戦したり、難しいことに立ち向かわなければならなくなった時に「できない」と思ってしまうことはありませんか。ところが「できない」とおもった瞬間に、脳は考えることをしなくなります。考えなくなったら、本当はできることもできなくなってしまいます。
そして、2つ目は「わからない」です。
「わからないなあ」とおもったとたんに、脳が思考をストップするからです。子どもだけでなく大人になっても、わからないことは沢山あります。だからこそ、わからないことを少しでも「わかりたい」とおもうことは、とても大事なのです。
3つ目は「難しそう」です。
実は、私も今年まで使っていましたが、今年の夏休み中に完全に使わなくなりました。「難しそうでできないな」とおもってあきらめてしまうことも、難しいとおもわないで実際にチャレンジしてみると案外できてしまうこともあります。だから私は「難しそう」を「やりがいがあるなあ」に言いかえることにしました。
最後に、4つ目は「知ってる」です。
知らないことを「知っている」というと、知ったかぶりで良くないですが、たとえば、先生が算数の授業をしています。
先生「今日は掛け算をやりますよ」
子ども「知ってるー!」
「知ってる」とおもったとたんに、これ以上聞かなくていいとおもってしまいます。そうなると、もうお話は頭の中に入ってこなくなるでしょう。そこで私は、「知ってる」とおもっていても、もう1度耳を澄ませて聞いてみることをオススメします。
すでに習ったことがあっても聞いてみましょう。そこから学ぶことがいっぱいあります。おもいがけない発見もたくさんあるでしょう。したがって「知ってる」といったりおもうことは、とても危険なことだといえます。
みなさんは、様々な夢をもっていることでしょう。どんなことでも夢を持つことは素晴らしいことです。
今回ご紹介した「口に出さない方がいい4つの言葉」を、時々おもい出して使わないようにすると、夢が叶うようなりますよ。
2017.9.6 アセンブリーより