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学園長ブログ

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園長と話す会 ー赤ちゃんがえりなどー

2013.06.21

本年度2回目の「園長と話す会」が行われた。

質問

2歳の子がいるが、3ヶ月の赤ちゃんができて赤ちゃんがえりしている。

園長の話

今まで自分だけに向けられていた愛情が、下の子に向けられて寂しい気持ちになるのは当然ですね。自分に注意を向けて欲しくて、赤ちゃんがえりしているのですね。分かっていてもお母さんは上の子に手をかける余裕がないですね。

そんな時は、言葉だけでもかけてあげましょう。「あなたのことはちゃんと見ているよ!大好きよ!」と。

また、赤ちゃんが眠っている時や、お父さんが協力できる時に、上の子だけの時間を作ってたっぷり愛情を注ぐのも有効です。

大変な時ですが、やってみてください。

質問

子どもから離れようとすると泣いてしまう。プリエントリーコースの時は任せて離れるが、離れる機会を増やして慣れさせた方が良いのでしょうか。

園長の話

お母さんと離れる時になくのは「お母さんと一緒にいたいよー」と言って泣いているわけです。だからお母さんの姿が見えなくなって、気配も感じないと泣き止むことが多いです。泣く意味がないので・・・そして、お母さんが迎えに来た時にまた思い出したように泣きます。だからお母さんはず〜と泣いていたのかと思いがちですが、じつは途中は結構楽しんでいるのです。

離れる時はキッパリ離れることです。お母さんが気持ちを残して心配していると、その気持ちが伝わります。そして、迎えに来たときに笑顔で迎え、喜んであげましょう。「がんばったね。お母さんうれしい!」と。

離れる機会を増やした方が良いかということですが、その必要はありません。逆に、満足するまで愛情を注ぎましょう。お母さんという安全基地があって、安心できて初めて離れられるようになるのです。満足するまで甘えれば、無理なく離れられるようになります。プリエントリーの時代は週1回の練習で十分です。

質問

わざと逆のことを言ったり、急にやだと言って泣き出したりします。

園長の話

子どもたちが初めて学ぶ自己主張は「No」です。自己主張ができるようになったのだなあと、まず成長を感じましょう。

その上で、子どもはどんな気持ちで「やだ〜!」と言ったり、わざと逆のことを言ったりしているのか、その気持ちを言葉にしてあげましょう。

「〜が嫌なんだねえ!やだよね〜」と。

これで結構効果があります。

すぐに効果がなくても、ゴネている子に何を言っても聞いていないので、気持ちを切り替える工夫をするか、時々言葉をかけながら、収まるのを待ちましょう。本人も何がなんだか分からなくなっていることが多いので、その時に何かを言い聞かせようとしても無駄ですから