学園長ブログ
学園長ブログ
園長と語る会の質問から
今日はLCAインターナショナル・プリスクールの2歳児のコースの保護者を対象に「園長と話す会」があった。
6組という少人数だったので、質問に答える形式でおこなった。以下は質問と私の話です。
【質問1】
家庭ではあ甘えん坊で我がまま放題であるが、保育園ではそんなことはない、優等生だと言われた。保育園で無理をしているのでしょうか?家庭と保育園のギャップをどうしたら良いのでしょうか?
【園長の話 1】
基本的にギャップはあって良いのです。家で甘えられているのは良い事だと思います。家で甘えられるから外でがんばれるのです。
お母さんが厳しく、家では良い子なのですが、保育園や学校でそのストレスを発散している子の方が問題であることは、分かりますよね。
また、家でも保育園でも「良い子」をしている子は、心が無理をしている可能性もあるので心配です。無理していなければよいのですが、ある日突然、耐えられなくなって別人のように変わってしまったという例も少なからず見てきています。
「我がまま放題」ということに関しては、後から少しお話しましょう。
【質問 2】
太鼓が好きで太鼓のゲームをやらせたが、やりたくてキリがない、好きな事は伸ばしてあげたいが、キリをつけさせるにはどうしたら良いだろうか?
【園長の話 2】
悩むところですね。でも悩んでいる状態は良いことです。迷いもせず、時間を守ることを優先したり、ズルズルといつまでもやらせたりしているのは問題だと思います。子育てにマニュアルはないので、何時も悩みながらです。プロもそうです。悩んでいるうちは、そうは間違っていない。
気持ちと時間にゆとりのある時に、満足するまでやらせてみると良いと思います。「満足するまで」というのが、TVゲームがなかった時はよかったのですが、TVゲームはなかなか満足しない傾向があります。ですから、ある日と決めたら、その日だけはうるさく言わず、やらせる限ることです。「今度は○○日に好きなだけやっていいから、後は家族のルールを守ってね!」というと、子どもも受け入れやすいし、ルールも学べますね。
【質問3】
ものを投げ、当たり散らす。放っておいて良いのか。
【園長の話】
ハイになっている子にいくら叱っても説得しても聞きません、無理です。ヤケになっている状態を「嫌なんだねえ、怒っているんだねえ!」と気持ちを表現してみましょう。
その上で、ほかのことに目を向けるなど、気持ちを切り替えるのは良いと思います。
ポイントは、「自分でも訳の分からなくなっている子どもと対立しない」ことです。
子どもでも大人でも大概は、気持ちを分かってくれ!と言ってゴネているのです。気持ちを「分かった」と言われると、後はダダをこねる必要がなくなるのです。
気持ちが落ち着いたところで、物を投げることが良くないことを伝えると良いと思います。
【質問4】
靴下をはくときなど、うまくはけないと「できな〜い!」と投げ出してしまい、後までその気持ちを引きずってしまう。どうしたら良いのか?
【園長の話】
2歳の子はまだ一人で靴下をきちんとはくのは難しいですね。お母さんが少し手伝う必要があります。
ただ、この手伝い方にコツがあります。「最後は自分で出来た!」と思ってもらうことが大切なのです。この達成感が次のことへ挑戦するエネルギーになります。
靴下をはく事を例にとると、初めは足に少し入れて上げる、「さあ、履いてみようね!」と言ってやらせる。きっと踵を合わせるところで上手くいかなくなります。さりげなく踵を合わせてあげます。「さあもう少し、引っぱって!」「できたー!」「がんばったね」と喜んであげます。
「最後に自分で出来たと感じるように、手を貸すこと」これがポイントです。
皆さんの疑問にお答えできたでしょうか。今日はありがとうございました。