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学園長ブログ

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「体罰」について考える

2013.01.30

今でも子どもの躾に体罰は必要だと思っている人は多い。そんな人をきちんと説得できないと体罰はなくならない。脅しや体罰は一番簡単に結果を出しやすい方法である。うるさくしている子どもたちは静かになり、悪さをしていた子も反省しているように見える。そこで、体罰を行った者はそれで成果があったと思い込む。もし、体罰を全く使わず、脅しもせず、それ以上の結果を出す人がいたら、そちらの方が良いに決まっている。体罰の結果に甘んじていると、それ以外の方法を考えなくなる。そのことが問題なのだ。体罰以外の方法はすぐには結果がでにくい。辛抱強く心の奥にメッセージと愛情を送り込まなければならないのだから。