株式会社エデューレエルシーエー

EDURE GROUP

学園長ブログ

学園長ブログ

「子ども学」の講義

2012.07.31

今年度から相模女子大学で「子ども学」の講義をするようになった。受精から始まり、妊娠○○ヶ月目の様子をCGで見ることから始まる。お腹の中にいる時から胎児は母親から多くのメッセージを受け取っている。母親の精神状態がいかに影響するかを学ぶ。出産時のCGと喜ぶ両親のビデオ映像。

生まれてから体の動かし方をどう身につけていくのかを映像を見ながら学んでいく。初めての寝返りの瞬間、這い這いが上達してく様子、初めての歩行。脳の発達から言語習得の不思議・・・・。子育ては、こんなに感動的な瞬間に溢れている。

2歳を超えたころからは、母親の声のかけ方で大きく変わる子どもたちの成長の様子。

中盤では「心をとぎすまして目の前にいる子どもを感じることから、子どもとのいつき合いは始まります」という一節で始まる私の詩集「子育ての詩」を使い、子どもたちの心の側に立ってみた。「『ダメな子ね!』と言われた子どもの心の中をのぞいてみたことはありますか?」と・・・・

後半では、発達障害やいじめの問題を扱った。学生たちは多くのことを知りたがり、それぞれが考えていた。

先日15回の講義を終了した。最後の講義で感想を書いてもらったが、その内容が嬉しかった。「子どもを産んで育ててみたくなった」「自分を育ててくれた親に改めて感謝したい」・・・