学園長ブログ
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家電の革命児ジェームズ・ダイソン
2012.04.20
日本のニュースは極めて海外の情報が少ないので、英語の勉強も兼ねてCNNを雑誌で読むことにしている。そこにサイクロン式の掃除機ダイソンの生みの親、ジェームス・ダイソンのインタビュー記事が載っていた。
サイクロン掃除機を作り出す時に彼は5127台の試作品を作ったという。つまり5126回の失敗をしたのだと。失敗の度に興味深い発見があるのだという。それは正に革新的で、冒険家のような気持ちなのだと。
I built 5,127 prototypes. That means I had 5,126 failures. But I went through those
failures, I made discoveries that no one else has made before. It’s groundbreaking stuff. It’s like being explorer. It’s fascinating.
諦めなければ、それは失敗とは言わない。成功への途中経過だと良く言うが、5,127回という数字に圧倒的なインパクトがあった。
ちなみにインタビューアーはインド出身のファリード・ザカリア。ニューズウィークの国際版の編集長を経て、CNNの番組ホストを務めるようになった人だというのも、何か「世界」を感じることだった。