学園長ブログ
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朝日小学生新聞 ボーク重子さんの記事から
2021.04.26
4月20日の朝日小学生新聞に「非認知能力の育て方」や「世界最高の子育て」という本を書かれているボーク重子さんの記事が載っていた。
記事には、小学生の頃、初めは自分の意見を積極的に言う子どもだったのに、先生には余計なことをする児童に見えたのか、通信簿には「協調性を高めましょう」など書かれ、先生に嫌われたくない思いで「言われたことをやる児童」になっていった。後で考えると何ともったいないことをしたのだろう、と書かれていあた。
私が公立小学校の教師だった時の事が浮かび上がった。窮屈だったあの頃の思いがよみがえる。
子どもたちが、思ったことを・感じたことを発言でき、それを聞いてもらいえる学校を作りたかった。それで出来たのがLCAだ。だからLCAの教師たちは大変だと思う。「教師の言うことに逆らうな」、「教師のいう事を聞け」が通用しない。きちんと子どもの話を聞き、納得してもらわなければならない。でも、その教育が自己肯定感の高い子供たちを育む。
大人になっても、やらなくてもいい事をしようとする気持ちはとても大切だ。楽しいから・やりたいからやることが、個性的な人を作り、個性的な人生となるのでは。