株式会社エデューレエルシーエー

EDURE GROUP

学園長ブログ

学園長ブログ

本物に出会う

2019.07.02

2019年7月 学園長アッセンブリーより

LCA国際小学校は本物に出会うことを大切にする学校です。

音楽・バレエ・演劇・ミュージカル・絵画・スポーツなどで本物に触れてほしいと思っています。

廊下には本物の絵が飾ってあります。印刷機でプリントした絵はきれいに見えても実は赤・青・黄色の3色のドットでできています。目の錯覚で様々に見えているだけです。

本物の絵は自然の中にある材料でできた絵具で描いているので、無限の色が使われています。それだけ脳に刺激を与え心にうったえることができるのです。

音楽もスマホやタブレット、CDなどで聴く音楽は実際の音楽の音の中の人間の耳に聞こえる周波数の音だけを聴いているのです。身体では感じるが耳では聞こえない周波数はカットされています。

絵画や音楽の話をしましたが、最近はスポーツでも本物に出会う機会を作っています。

「炎の体育会TV」という番組がありますが、知っていますか? 日本のあるいは世界の有名な選手がマスクを着けて出てきて子どもたちとハンデ付きで勝負をします。子どもたちは本物の選手と試合ができるのですから、素晴らしい経験になりますね。

LCA国際小学校でも最近、有名な選手に来てもらって皆さんに指導してもらっていますね。

アテネオリンピックの400メートル×4で4位になった時の代表選手の伊藤友広さん。箱根駅伝の山の神、神野大地選手、そして先日ラグビーで活躍した小野澤宏時さん、菊谷崇さんに来てもらいましたね。

超一流の選手も「本物」だといえると思います。一流選手の練習の仕方や考え方はとても参考になります。

皆さんが目標を持って進もうとする時、先に成し遂げた人から学ぶのはとても有効です。

彼らのもっている宝物を少しでも受け取れたら素晴らしいです。

 そして、嬉しいことを一つ。

それはこれらの選手たちが口をそろえて言うことが皆さんの「笑顔」、学校中に笑顔があふれていると。そして「素直さ」、素直であることは成長するうえでとても大切なことです。LCAの子どもたちは素直なので、とても教えやすかったそうです。

そして最後は自分の考えをしっかり表現でき、チームで相談する力があるということでした。選手たちはあちらこちらの学校で指導していますが、最初からチームで作戦を話し合える学校は初めてだったとか。

 この話を聞いて本当にうれしく思いました。皆さん、ありがとうございます。