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学園長ブログ

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11月のアッセンブリー「経験を増やして豊かに生きよう」

2015.11.11

シナプスのイラストがスクリーンに映っていますが、シナプスはどこにあるか知っていますか? そう、脳ですね。 人間はどんな環境に生まれても生きられるようなシナプスの回路を持って生まれてきます。生まれて1年前後がシナプスの結びつきは最大になり、その後は必要のない回路が消えてなくなり、必要な結びつきが出来ていきます。

「言語」でいえば、どこの国に生まれてもそこの言葉を聞き分ける能力を持って生まれてきますが、使わない言語を聞き分ける回路はだんだんなくなり、使わない音声の聞き分けが難しくなります。

LCA国際小学校の皆さんは日本語と英語の聞き分けができていますね。校長先生は大人になってから英語を勉強したので、英語の音の聞き分けには大変苦労をしています。

このシナプスの回路は経験をすることで増えていきます。五感を使ったり考えたりすると回路が増えていきます。

LCAのAはactivities のAです。副校長のMr.Martinezがactivitiesを日本語訳すときは「経験」と訳しています。皆さんにいろいろな経験をしてほしいという願いを込めたAです。

シナプスの回路を増やし、いろいろなことを考えたり、アイディアを出したりできるようになってほしいです。

10年後にはコンピューターもロボットもさらに進化し、今人間のしている仕事をするようになります。ホテルの接客までロボットがするようになるそうです。人間は人間にしかできないことをしっかり考えて身につけていかないと、仕事がなくなってしまうような世の中になる可能性があるのです。

コミュニケーションをしっかり取ったり、ゼロから何かを生み出したりするようなことはコンピューターやロボットは苦手かもしれません。

いつも何か刺激を受けるように新しいことに挑戦し、ロボットやコンピューターが進化した世の中でも、人間らしく豊かに生きられるようにしたいですね。