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学園長ブログ

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IT教育はプログラミング教育

2014.07.31

昨日、LCAのITを担当していただいている会社の新野さんからIT教育で大切なのはプログラミングだという話を聞いた。

保育園でiPadを使わせていることが、さも良いことのように取り上げられているテレビ番組があったが、私は違和感を覚えていた。幼児期に必要なのは五感を通した体験だからだ。iPadの使い方など放っておいても今の子どもたちは身に着ける。

「プログラミング」と聞いて心の靄が晴れた気がしていたら、今朝の産経新聞に「プログラミング強国へ教育を」という東京大学教授の坂村健氏の記事が載っていた。いつも物事は驚くほどタイムリーだ。

坂村氏曰く「今世界でコンピューターを利用した技術革新を主導しているのはプログラミングの専門家でなく、プログラミングできるその分野の専門家になってきている」

日本でこの教育を取り入れるためには学習指導要領の書き換えが必要なので、今決断しても10年後になるという。ITの世界は普通の7倍で進化していると言われているので、一般の世界では70年かかることになる。

2000年にこの教育を指導したイスラエルには遅れをとるばかりだ。